今回、フィリピン・ビサヤ・ドゥマゲッティ市内で自宅の引越しを行いました。
大きめの一軒家を今までかりて、シェアハウスとしながら自分も居住していましたが、コロナ化では当然、来訪者はありませんし、仮に知らない人にこられても怖いし・・・
ということで、スタジオタイプ(1室タイプ)のアパートメントに引っ越しました。
『一軒家』 → 『一室アパート』の引越し。
家財道具等の処理に一手間かかりましたが、ひとまず無事完了。
ここではその経緯で経験したり学んだりしたことをメモっておこうと思います。
フィリピン・ドゥマゲッティの引越しで発生する珍現象
知らない人が、「なにか売ってくれ(できればちょうだい♡)」と押し寄せてくる。
コロナのロックダウン(ECQ・GCQ)の期間中、いくところがないので、近所のサリサリ(個人経営ローカル雑貨屋)に入り浸ることになりますが、そこで、なんの気なしに、「もうすぐ引っ越すよ」という話をしていました。
そして、引越しの期日が近づくにつれて、「机とか椅子でいらないものを売ってくれ」と頼まれるようになりました。
こちらとしても、『一軒家 → アパート』の引越しで家具が余ることは目に見えていたので、
「いいよ!」
と二つ返事。
「ただ、まだ住んでいるの引越しの日の前後にね」
と説明しました。
しかし、早く売ってくれとせがんできます。
いくつかの物品は引越し前の日程に売ったり、モノによってはあげたりしたのですが、ちょっとフィリピンを甘く見てました。
引越しの当日、車を借りて家に戻ってきたところ、知らない人たちが3人ほど家で待っています。
どうやら、サリサリから情報が回って、買いに来た(もらいに来た?)ようなのです。
そのような状況のなかで、
「引越し手伝うよ!」
というノリでその知らない人たちは車にモノを運んでくれるのですが、その流れの中で、
「これは要るのか?」「これは売るのか?」「これは売らないのか?」
と質問してきます。
こちらとしても、引越しのほんとの最中は家の中も散らかっているし、どれがなんだか少しわからなくなっている状態でしたので、叩き売りのようにいろいろなものを売っていきました。
あげたものもあります。
そして、数十分で家の中はからっぽになりました。。。
結果として、親切心から超接近して、手伝って、モノをやす買おう、あわよくば買おうとしているだけの人々でしたので、引越しもすぐ終わりましたし、助かったのですが、今思うと、引越しの最中になにか盗まれていてもおかしくないなと、ちょっと戦慄しましたね。
フィリピン生活に慣れて来た私でもそう思ったので、移住したての人たちがアレをくらうと、かなり驚くのではないでしょうか。
さながら作物を狙うイナゴのようでした。
一軒家とアパートメントの比較
ドゥマゲッティの一軒家とアパートメント、両方に住んで見て思ったことですが、
1年〜2年の滞在であれば、間違いなくアパートメント(もしくはコンドミ二アム的な)がいいですね。
3〜4年でもアパートメントかもしれないですね。
しかも、「フル・ファーニッシュト(家具つき)」がいいです。
これらは、普通の物件より割高に見えると思いますが、実際は、ほぼかわりません。むしろ安いかもです。
- 電気代や水道代、ネット代を自分で払いに行かなくていい。
- 虫がすくない。
- クリスマンソング歌い隊(季節の風物・寄付集め)に「あまり」煩わされない。
- 引越しが楽。
- 買い出しも楽。
- 壊れたら修理してくれる(一軒家の大家はほぼ放置)。
- 一応、管理人がいる。
参考>フィリピンの害虫駆除
参考>フィリピンの電気代支払い
フィリピン・ドゥマゲッティの引越し業者
フィリピン、すくなくともドゥマゲッティ周辺で引越し業者というのは存在しないようです。
引越しする場合はだれか友達の車や、知人の車を借ります。
その時に、スタッフを運転手兼マンパワーとしても借りることができます。
友人・知人の手助けなので、費用は色々だと思います。
タダでやってくれることもあるでしょうし、知り合いだからこそ、少し多めに払うこともあるかもしれません。その辺は、人間関係次第です。
今回は、
ラッキーダイブさんが持っていた伝説の黄色いジプニーを買ったSPEAさんにその車を借りて、そこのスタッフさんを雇わせていただきました。ありがとうございました。
ドゥマゲッティにある『適度』なアパートメント候補
家族移住・移住留学等でドゥマゲッティの物件は需要が高まっていました(コロナ前)。
住居物件については個人の趣味・嗜好で大きくわかれるところではあると思いますが、私の基準としては以下の3択になると思います。
- ハーモジーナ・アパートメント
- ハッサラーム・コートヤード
- アヤングス・プレイス
色々と、「適度」です。
(ちなみに私は上記には住んでいません)
- 電気代や水道代、ネット代を自分で払いに行かなくていい。
- 虫がすくない。
- クリスマンソング歌い隊(季節の風物・寄付集め)に「あまり」煩わされない。
- 引越しが楽。
- 買い出しも楽。
- 壊れたら修理してくれる(一軒家の大家はほぼ放置)。
- 一応、管理人がいる。
を満たしています。
参考>フィリピン・ドゥマゲッティで家具を揃えるのにナイスなところ。
もっと高いところや、もっと安いところもありますが、
私が紹介するにあたって、紹介しやすい場所 = 住む人も住み始めやすい場所
だと思います。
もちろん、海外に住んで、ちょっとサバイバルな一軒家暮らしをしてみるのもアリだと思います。
でも私は一軒家暮らしに疲れました!
アパート最高。
引越しする期日は人に言わない。
モノを売るときはこちらで日時指定をしっかりして取りに来させる。