マニラから飛行機で1時間の小さな港町ドゥマゲテ。穏やかな海、美味しい食事、レンタルバイクでのドライブが魅力の週末旅行を紹介します。
目次
✈️ アクセス:マニラから約1時間、気軽に行ける南の小さな町
マニラからドゥマゲテ(Dumaguete)までは、飛行機で約1時間15分。
直行便を運航しているのは、Cebu Pacific・Philippine Airlines。
マニラ近郊在住の方であれば、金曜夜または土曜早朝に出発⇨日曜の夕方にはマニラに戻れる週末2日旅が可能です。
空港から市内中心部までは車で10分ほど。
到着してすぐ、南国のゆったりした空気が迎えてくれます。
💡おすすめフライト例
Cebu Pacific:NAIA T3発 → ドゥマゲテ着(06:00発/07:15着)
Philippine Airlines:NAIA T2発 → ドゥマゲテ着(07:40発/09:00着)
復路は日曜17:00〜19:00台の便でゆったり帰路へ
⚠️正確なフライトスケジュールは改めてご確認ください。
🌴ドゥマゲテから行ける人気観光地 5選
🐢アポ島(Apo Island)
世界的に有名なダイビングスポット。野生のウミガメと一緒に泳げることで知られています。
ドゥマゲテから車で約20分のマリンリゾート「ダーウィン(Dauin)」からボートで約30分。
日帰りスノーケリングツアーも多く、初心者でも安心して楽しめます。
🌊ダーウィン(Dauin)周辺
ドゥマゲテ市街から南へ20〜30分。マクロダイビングの聖地として人気で、ビーチ沿いにはお洒落なダイブリゾートやカフェも点在。大自然の中の温泉「Baslay Hot Spring」もあります。
🌋バレンシア(Valencia)周辺
標高が高く涼しい高原エリア。自然の温泉「Red Rock Hot Spring」や「Casaroro Falls」など、ドゥマゲテの避暑地的存在。日曜にはサンデーマーケットも開催され、休日のリフレッシュに最適です。
🏖️バイスとサンドバー(Bais & Manjuyod Sandbar)
北方面に車で約1時間半。潮の満ち引きで現れる真っ白な砂州「Manjuyod Sandbar」は、“フィリピンのモルディブ”とも呼ばれる絶景スポット。イルカウォッチングツアーと合わせて訪れるのが定番です。
🐋オスロブのジンベエザメ(Oslob Whale Shark Watching)
セブ島南端オスロブまでは、ドゥマゲテ港からフェリーで約30分+車で30分ほど。早朝出発すれば、世界最大の魚・ジンベエザメと泳ぐ一生ものの体験が可能です。ドゥマゲテ発の現地ツアーも多く、日帰りで気軽に楽しめます。
🎬その他も色々。紹介動画はこちら。
🌊 ドゥマゲテってどんな町?
「The City of Gentle People(穏やかな人々の町?)」と呼ばれるドゥマゲテ。
大学や外国人移住者が多く、どこか穏やかで国際的な空気が漂います。
海沿いには「リサール・ブルバード(Rizal Boulevard)」が伸び、
昼は青い海を眺めるカフェタイム、夜は屋台のBBQや地元のバンド演奏で賑わいます。
観光地というより “暮らすように旅できる町” なのが魅力です。
マニラでの忙しい生活、渋滞、人混み、終わらない仕事のメール。
そんな日常からほんの少し離れて、心をリセットできる場所を探していませんか?
セブやボラカイほど派手ではないけれど、もっと静かで、もっと穏やかな場所。
それが「ドゥマゲテ(Dumaguete)」です。
🍴 グルメ:ローカル&欧風ミックスの食文化が楽しい
ドゥマゲテは小さな町ながら、食のレベルが驚くほど高い。
欧米人移住者が多いため、地元料理と洋食が自然に混ざり合っています。
Lab-as Seafood Restaurant:港町らしい新鮮シーフード。名物キニラウは必食。
Sans Rival Bistro:海沿いの定番カフェ。名物スイーツ「シルバーナス」はお土産にも◎
Adamo:フィリピン料理をモダンにアレンジした創作系。上品な味と盛り付け。
居酒屋ひまわり:日本人経営。和食と焼き鳥、焼酎でホッとできる一軒。
Bahia:海風を感じながらブランチにもおすすめ。
🚗 レンタルバイク&ドライブ:自由に走る島時間
ドゥマゲテを満喫するなら、レンタルバイクやレンタカーが断然おすすめ。
市内はコンパクトで交通量も穏やかなので、初めての方でも走りやすい環境です。
スクーター1日レンタル:400〜600ペソ
レンタカー(運転手付きも可):1日2,000〜3,000ペソ
✅おすすめドライブルート
① ドゥマゲテ → バレンシア高原(約30分)
涼しい山の空気と滝・温泉が楽しめるリゾートエリア。
② ドゥマゲテ → ダウイン(約20分) → アポ島(ボート15分)
世界的に有名なダイビングポイントで、ウミガメとの遭遇率も高い!
レンタル時は国際免許証を提示すればOK。
ただし雨季(6〜10月)は夕立が多いので、軽いレインコートを持参しましょう。
📅 週末モデルプラン(1泊2日)
🕐 Day1:マニラ → ドゥマゲテ → シーフード&サンセット
07:00 マニラ発 → 08:15 ドゥマゲテ着
09:00 ホテルチェックイン&朝食
10:30 リサール・ブルバード散策、カフェで一息
12:30 Lab-asでランチ
15:00 レンタルバイクで郊外ドライブ(バレンシア方面)
18:00 海沿いでサンセットディナー(Sans Rival Bistroなど)
20:00 マッサージ or ナイトマーケット散策
🕐 Day2:アポ島スノーケル → カフェランチ → 帰路
07:00 ダウイン港からアポ島へ(ボート15分)
09:00 ウミガメと泳ぐスノーケリング体験
12:00 ドゥマゲテに戻り、KRIまたはひまわりでランチ
14:00 市内でお土産購入(シルバーナスなど)
17:00 空港へ → 19:00マニラ着
🏨 滞在先:静けさと快適さを両立できる宿
ホテルもコスパが高く、ファミリーでも安心です。
Atmosphere Resorts & Spa(郊外の高級ダイブリゾート・ダウイン)

Henry Resort(市内の高級リゾート。海沿いのファミリー向け)

Hotel Dumaguete(市内中心・清潔で便利)

Flying Fish Hostel(低価格ホステル。空港近くでトランジットにも最適)

🏝️番外編:癒やしと神秘の島「シキホール島」へ日帰りトリップ
ドゥマゲテからフェリーで約1時間。ネグロス島の南に浮かぶシキホール島は、「神秘の島」として知られています。観光地化されすぎていない素朴な雰囲気と、透きとおるエメラルドグリーンの海が魅力です。
島内はコンパクトで、レンタルバイクを借りれば3〜4時間ほどで一周可能。途中には、滝壺に飛び込める人気スポット「カンブガハイ滝」や、巨大なバレテツリー(Balete Tree)に湧く天然のドクターフィッシュ池、夕暮れの絶景が見られる「Salagdoong Beach」などがあります。
詳しく>>シキホール島観光協会
🚤 シキホールへのアクセス
ドゥマゲテ港からシキホール港(またはラレナ港)行きのフェリーが毎日数便運航されています。
所要時間は高速船で約30〜40分、通常フェリーで約1時間半。ドゥマゲテ市内中心部から港まではトライシクルで約10分ほどでアクセスでき、日帰り旅行にもぴったりです。
🌞 旅のヒント
午前便でシキホールに渡り、島内をレンタルバイクで巡って夕方の便でドゥマゲテに戻るのが定番コース。ゆったり過ごしたい場合は、ビーチ沿いのローカルリゾートやヴィラに1泊するのもおすすめです。
星空の下で波の音を聞きながら過ごす夜は、まさに癒やしの時間です。
🌅 まとめ:マニラからたった1時間で、心の余白を取り戻す旅
派手な観光地ではないけれど、
ここには**静けさ・優しさ・そして“暮らしの心地よさ”**があります。
マニラで疲れた心を癒すのに、ドゥマゲテほどバランスの取れた場所はそう多くありません。
自然と笑顔になれる、そんな週末を過ごしに行ってみてください。
✈️ 「次の週末、海と風に会いに行こう。」
ドゥマゲテで、あなたの“フィリピンのふるさと”を見つけてみませんか?

























