フィリピン・ドゥマゲッティで友人の結婚式にご招待頂き、ゲストとして参加した。
マナーも違えば、宗教も違うので最初はドキドキしたが、色々調べ、
結果としてウエディング・パーティ(前夜祭含め)をとても楽しむことができた。
今回、ご祝儀の慣習やドレスコード、一連の流れが理解できたので、この記事でまとめておこうと思います。
注:この記事は一般ゲストとして参加した場合についてまとめています。もしも仲人的立場、親族だったり幹事だったり、もしくはとても親しい友人、幼馴染だったりした場合、、もう少し色々あるかもしれません。
その他参考>結婚式&パーティ2020年12月の記録
目次
フィリピンの結婚式でのご祝儀
「ご祝儀」。正直ここが一番気になった。
日本では一般的な結婚式でのご祝儀は、3万円〜10万円を親しさや年齢に応じて差し上げるという感じだが、フィリピンでは習慣も違えば、物価も違う。そもそもそんな文化あるのかな?という気もしたり。
フィリピンのご祝儀
今回、挙式後のパーティ会場で「赤い封筒」「ピン」が配られた。
みんな、その赤い封筒にお金を入れる。

金額は個人のお気持ち次第のようで、ご祝儀というより、「チップ」に近い。
その封筒にお金を入れて、「ピン」で新郎新婦の服に刺す。
ピンでチップを渡す前に、新郎新婦はペアでダンスを披露するのが慣習のようだ。
ダンスの後に、こぞってみんなが赤い封筒をピンで刺しに行く。


とはいえ、このチップは必ず全員が渡さなければならないものでは無いようだ。
チップ用の赤い封筒は最初、親族や親しい友人にだけ配られた。
少し距離のあるゲストたちには配られなかった。
しかし、気持ちの問題なので、封筒を自分から取りに行って、
1000ペソだけ包んで新郎にピン留めした。
フィリピンの結婚式での服装・ドレスコード
フィリピンのカラーコード
一般ゲストには、厳しいドレスコードは無い。
ただ、事前に「カラーコード」を知らされるので、
それに合わせた服装で参加する必要がある。

ただ、ドレスコードが無いと行っても、ちょっとよそ行きの襟シャツやドレスで参加した方がいい。
挙式の協会では、それほど目立たないが、
二次会のパーティでは色々な人とコミュニケーションをとるので、
カジュアルすぎると少し浮いてしまう。

参考>パーティ会場だった隠れ家リゾート「Cana Retreat」
ドゥマゲッティの少し富裕層の結婚式ではビーチリゾートで開催することもあるので、
ドレスに加えて水着も忘れ無いようにしたい。
ビーチリゾート結婚式と聞くと、日本人からすると超珍しくて高そうに感じてしまうが、
ドゥマゲッティなら、比較的手軽にできるようだ。

フィリピンの教会での儀式
キリスト教がメインの国なので、教会での挙式だ。
日本の結婚式もチャペル形式が多いので見慣れているような気がしてしまうが、
大きく違うのは、
「とても長い」
なぜなら神父の話がとてつもなく長くて、つまらない。
その上、英語アクセントに癖がありすぎて、
聞くのにストレスが溜まりまくった。
またこの際、教会が募金を募る場合もあるので、その場合もお気持ちを差し上げる。

フィリピンのバチェラー・パーティー(独身最後の夜)
フィリピンでも、独身最後の夜を楽しむバチェラー・パーティーが挙式の数日前等に行われる。とても楽しいので是非参加したいところだ。
新郎と男友達、新婦と女友達が別々の会場で馬鹿騒ぎをする。
ちなみに新婦側はバチェロレッテ(バチェロレット)・パーティーと呼ぶらしい。

関連>ドゥマゲッティのディスコバー「WHY NOT(ワイノット)」
一般的にはレストランで飲んだり、
アパートを貸し切ってハウスパーティをしたりして、
独身最後の「ハメ外し」を友人と楽しむわけだ。
ただし、ドゥマゲッティの場合、バチェロー・パーティーにふさわしいセクシーなお店はほぼ皆無なのは悲しいところだ。
会場でのフィリピン流ゲーム、結婚式インスタ活用術
参加するかどうかは別として、会場ではちょっとしたゲームや小ネタも用意されている。
会場で色々な人が友達になれるように、あわよくば新しい出会いが生まれるように?という配慮からだろうか。
今回一つ目のゲームは、ビンゴ。
ただし、ただのビンゴではなく、
「自分と同じ年の人を探す」
「コンタクトレンズをつけている人を探す」
「神父の同僚を探す」
等々のミッションが書かれており、見つけて話しかけて、サインをもらうというシステムだ。知らない人に話しかけるきっかけになる。
借り物ゲームのようなルール。

インスタの共通ハッシュタグで画像や動画を投稿
結婚式専用のハッシュタグで画像をインスタグラムに投稿しまくる。
パーティ会場で「今日のハッシュタグは#〜」と紹介される。
新郎神父にとっては、思い出の写真を後から簡単に見ることができるし、
気になるあの子(あの人)がいたら、ハッシュタグから検索して、
そこからインスタグラムで友達になれるかもしれない。
フィリピンの結婚式の最後は乱痴気パーティーになる
音楽やダンスが大好きなフィリピン人の結婚式では、パーティがだんだんとクラブ化していく。
パーティーの始まりの方では、洋楽のBGMやアコースティックライブ、少しカラオケなどが催されるが、
宴もたけなわになってくると、洋楽に混ざってビサヤソングやタガログソングが流れ始める。
そして盛り上がりが最高潮になると、半強制全員参加のダンスタイム。
ヒールや靴は、いざという時い踊りやすいものの方がいいかもしれない。

フィリピン流・結婚式まとめ
今回参加した結婚式のスケジュールを元に、注意点をまとめると以下のようになる。
何かの参考になれば幸いです。
内容 | 日時 | 注意点 |
結婚前夜パーティー (バチェローパーティー) |
挙式2日前: 午後4時〜深夜2時 |
|
教会での挙式 | 当日: 午後3時〜5時 |
|
移動 | ビーチリゾートに移動・準備。車の送迎アリ。 | |
パーティー | 当日: 午後6時〜深夜まで。 |
|

その他参考>結婚式&パーティ2020年12月の記録
その他参考>ドゥマゲッティでのイベントに関する記事一覧はこちら