2020年10月段階でのフィリピン・ドゥマゲッティ周辺のコロナ感染、経済活動等の状況をまとめてみたいと思います。
ドゥマゲッティ周辺の感染者数など
先日はで、この地方都市ドゥマゲッティにいる限りは、「コロナはフェイク」というジョークが通用してしまいなそうなほど縁遠い感じになっていました。
10月中旬段階でドゥマゲッティ市内は感染者なし。しかし、Sibulan (2), Amlan (2), Pamplona (1), Bais City (7), Mabinay (2), La Libertad (2) and Canlaon City (3).と周辺都市でいくつかの陽性。
しかしながら10月15日の発表で更新され、ドゥマゲッティで19世帯46名がコロナ陽性者との接触を持ったということで自宅待機、もしくは隔離をされました。
この感染・接触はマニラからの移動者(フィリピン人)によるものとされています。
10月中旬までは比較的普通の雰囲気だった街が少しピリピリしている昨今です。
こんな感じで人々の活動が活発になったり静かになったり、行政指示もゆるくなったり厳しくなったりを繰り返して、それでもだんだんと、全体的にゆるくなって行き、そして人々がコロナを受け入れて終わりを迎えるのでしょうが、いつになるやらです。
市内のルールや各種規制
飲食店
市内の飲食店の営業はどこも概ね夜9時頃〜10時まで。そして門限を10時と設定されています。
しかし、人目につかないエリアであれば11時〜12時くらいまで飲んでいることがあります。
また、門限チェック等はほぼありません。
徐々に徐々に、夜が解放されていく感じです。
客の出入りは明暗が分かれ始めています。
流行っている店はコロナ前までとはいえませんが、そこそこの集客をしています。
ただし、10月15日のマニラからの感染者流入以降は少し客足が少なくなっています。
- BREW GARDEN(ブリューガーデン)| 地ビールのお店
- Sideways(サイドウェイズ・スポーツバー)
- ICHIRAKU(ラーメン)
- WHY NOT(ワイノット)
飲食店・旅行業サバイバルの時代、とも言えるし、
みんなが全滅するんだけど、だれが一番長く生き残るのかって競っている気もするね、
リゾート
週末を中心に営業しています。
さすがのフィリピン人も娯楽の無さが限界に達しているようで、週末のデイユース中心に郊外のリゾートは多く集客しています。
ただし、10月15日の陽性者隔離等を経て、いくつかの地方バランガイがMECQ(ちょっと厳しい地域閉鎖)に以降しており、場所によっては休業を余儀なくされています。
外出規制
引き続き未成年の外出は禁止で、学校もオンライン授業です。
しかしながら、大規模ショッピグモールや公共の場を除いては、もはやだれも守っておらず、全年代の人々が外出を楽しんでいます。
一方である地元学校では、コロナ感染予防のためいオンライン授業も1週間停止という狂った所業に走っています。
マスクや記帳
スーパーやレストラン、公共の場所に入る時はマスク着用、個人情報の記帳を求められます。
ただし以前話題になった「フェイスマスク」&「マスク」のルールは、さすがにフィリピン人も「ギャグだろ?」と気づき始めたのか、もう消えたのか、もはや話題に上がりません。
交通規制
これが一番すごいことかもしれませんが、ついにドゥマゲッティピープルたちがヘルメットをかぶるようになりました。コロナと関係ありませんが、思わぬ副産物です。
しかしすこし寂しいような・・
しかし引き続き飲酒の事故は多発しているので無意味です。
パンデミックストリートアート
街角で見かけたストリートアートです。
早くこれが思い出になり、記念碑的な存在になってほしいものです。
新名所「コロナ・パンデミック・ハウス」が見られる場所はこのあたり↓