現在フィリピンはコロナにより外国人入国規制をしていますが、一通り落ち着いたらフィリピン・ドゥマゲッティへ語学留学も検討してみてはいかがでしょうか?
目次
ドゥマゲッティの英語学校一覧
ここで言う英語学校とは、英会話や英語試験対策等を教えるフィリピン英語留学時に通学する語学学校を指します。全ての学校はフィリピン留学の特徴であるマンツーマン・レッスンを中心にカリキュラムを組んでいます。
Locsin(ロクシン)
経営:韓国
ウェブサイト:https://locsinstenglish.wixsite.com/locsin-st-english
設立:古い!
韓国人経営です。古くからある通学型の学校で、韓国人を始め、日本人、ときにロシア人などの生徒が在籍します。
受け入れキャパシティは10名程度まで。通学型なので柔軟な生活スタイルで受講出来ます。
- 授業料:1時間300ペソで計算。(例)4週間・毎日6時間レッスン=36,000ペソ。
- 教材費:一冊200~400ペソで実費。
- その他費用:SSP 6000ペソなど。
- 授業スタイル:マンツーマン(1対1)レッスン。
ウィル・イングリッシュアカデミー
経営:日本
ウェブサイト:http://www.well-english-academy.com
設立:2013年
授業と宿舎(食事)一体型で、日本人生徒を中心に、時に外国人も在籍します。プール、小型ジムが敷地内にあります。
受け入れキャパシティは20〜30名。シニア留学・親子留学に人気です。
- 授業料:(例)178,000円(4週間・毎日6時間レッスン・一人部屋)
- 教材費:1週間350ペソ程度〜
- その他費用:SSP 5700ペソなど。
- 授業スタイル:マンツーマン(1対1)レッスン。
SPEA(スターティングポイント・イングリッシュアカデミー)
経営:日本
ウェブサイト:https://sp-ea.com
設立:2014年
授業と宿舎(食事)一体型で、日本人生徒が中心です。ここはゲストハウス「ラフュージョン」も経営しているようです。
受け入れキャパシティは2〜30名程度。親子留学に人気です。
- 授業料:(例)189,000円(4週間・毎日6時間レッスン・一人部屋)
- 教材費:1冊350ペソで実費。
- その他費用:SSP 6000ペソなど。
- 授業スタイル:マンツーマン(1対1)レッスンが4コマ・グループレッスンが2コマ
B&D・イングリッシュスクール
経営:日本
ウェブサイト:http://bnd-ryugaku.com
設立:2014年
授業と宿舎(食事)一体型で、日本人生徒を中心に、時に外国人も在籍します。2018年に新社屋を建設されました。
受け入れキャパシティは30〜40名程度。大学生に人気です。
- 授業料:(例)155,000円(4週間・毎日7時間レッスン・一人部屋)
- 教材費:1冊200ペソで実費。
- その他費用:SSP 5000ペソなど。
- 授業スタイル:マンツーマン(1対1)レッスンが6コマ・グループレッスンが1コマ
Deti(ダーウィン・イングリッシュ・チュートリアル)
経営:日本
ウェブサイト:http://deti.jp
設立:おそらく2016年頃
授業と宿舎(食事)一体型で、日本人生徒が中心になるようです。
収容人数は不明なのですが、リゾート施設を利用した学校なので、まずまずたくさん入れるのではないかと思います。親子留学に人気です。
- 授業料:(例)229,000円(4週間・毎日5時間レッスン・一人部屋)
- 教材費:1冊200ペソで実費。
- その他費用:SSP 5000ペソなど。
- 授業スタイル:マンツーマン(1対1)レッスン。
Aspire Learn English Institute(アスパイアー・ラーンイングリッシュ)
経営:日本
ウェブサイト:http://aspire-english.com
設立:2017年
授業と宿舎(食事)一体型で、日本人生徒が中心です。ドゥマゲッティの中では一番新しい学校で、アットホームな雰囲気です。
受け入れキャパシティは10人以下程度。学生〜社会人の個性派に人気です。
- 授業料:(例)157,700円(4週間・毎日6時間レッスン・一人部屋)
- 教材費:1週200ペソ〜350ペソ。
- その他費用:SSP 5000ペソなど。
- 授業スタイル:マンツーマン(1対1)レッスン。
ドゥマゲッティ留学の特徴
フィリピン・ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)は一般的には移住や旅行で人気の街です。
理由は物価の安さと、治安の良さ、台風があまりこない、昔から外国人慣れしている街だから人柄がいい、ぼったくりが少ない、などです。
参考>ドゥマゲッティの治安考察
また、周辺にあるシキホール島、アポ島、ダーウィン、バレンシア、などの観光地へのアクセスが容易であり、旅行者のハブとなっています。またダイビングの聖地として有名です。
そのため、マニラやセブで留学するのと比べると、非常にリラックスして滞在できますし、街へのリピーターが多いのも特徴です。
セブとの勝手な比較一覧
ドゥマゲテびいきになってしまいますが、私もよく訪問するセブと比べた場合・・・
このような感じでしょうか。
項目 | セブ | ドゥマゲッティ |
人口 | 約300万人 | 約15万人 |
渋滞 | ひどい | まだ大丈夫 |
物価 | 高い | 安い |
人的な周辺環境 | 留学生で固まっている | 留学生で固まるほど まだ多くない |
整っている感 ちょうどいい感 |
ナシ | まあまあアリ (フィリピン人の間では「綺麗な街」と言われている。) |
自然的な周辺環境 | 基本的に街 | 海・山の観光地が近い |
外国人移住者・旅行者 | あまり見かけない、 もしくは通り過ぎる街 |
世界各国からの 移住・旅行者が多い |
遊ぶ場所 | ナイトクライブで イケイケな週末 |
ナイトクラブは1〜2店 バーでゆっくり飲む週末 |
ドゥマゲッティ留学・英語学校に向いている人
ドゥマゲッティに来た理由
今までドゥマゲッティに留学に来た日本人に「どうしてココにしたの?」と聞くと、
- セブやマニラだと東京や大阪と一緒な感じがしたから(せっかくなら異国情緒が欲しい)
- セブに行くのはベタすぎ・大衆的で嫌だから(自分流・個性を追い求めたい)
- 自然が好きだから(ダイビングで昔来たことがあるなど)
- たまたまグーグルでヒットした学校が、結果的にドゥマゲッティだったから直前まで知らなかった(国内線乗り換えがあることすら知らなかった)
- 友人・知人に勧められた(日本人、フィリピン人)
のような回答です。
どんな人が向いているのか?
うまく表現できませんが、一つでも上記に当てはまったら、GOではないでしょうか。
4番の理由は結構よく聞くのですが、聞くたびに、「あ〜、導かれたんだよ。選ばれし者の検索結果にしか現れないんだよ。ラッキーだったね。」と話しています。
あえて言うなら・・・
外国人(韓国・中国・スペイン・ロシアなど)は、はじめっからドゥマゲッティに来る前提で来ている人が多い印象です。外国の方が認知度が高いようです。
あえて言うなら、
ドゥマゲッティは、
外国人となるべく積極的にコミュニケーションしたい人、日本人生徒とあまりつるみたく無い人。
また、アウトドアが好きな人。
にたくさんチャンスのある街だと思います。
ドゥマゲッティ留学・英語学校の傾向・生徒層
親子留学
ドゥマゲッティは親子留学・家族留学でも有名です。治安が良いことやインターナショナルスクールが多くあるので、夏休みや春休みを利用して短期滞在したり、1年〜2年の期間で親子で移住留学をしている方も多くいます。
知る人ぞ知る、親子留学の隠れ家スポット的に人気になって来ている感じがします。
単身留学
学生さんや、社会人、もしくは転職途中の方、はたまたシニアの方まで、単身留学者も多く来られます。年齢層は20代〜30代が多いイメージです。
先に書いたように、個性派、メジャーが嫌い、な面白い人が多い気がします。
外国人との交流がしやすいので、もっとワーホリ前後の人やバックパッカーが来ても良い気がしますが、まだ認知度が無いようです。
(各学校、売り上げの大きい親子留学ばかりを宣伝しているかもしれませんが、単身できても十分楽しい街だと思います)
外国人生徒
留学生の国籍は、やはり日本人・韓国人を中心に、春節前後は中国人、一年を通してスペイン人やロシア人が英語を勉強しに来ます。
学校の傾向
現状、ドゥマゲッティの学校にはスパルタがありません。
また、かっちりしたメソッドやカリキュラムで運用しているというより、比較的自由な雰囲気、もしくは生徒次第で内容をアジャストして行くような柔軟なスタイルの学校が多いです。
外国人の多い街なので、教師を始め、フィリピン人は英語慣れしています。
発音もニュートラルで聴きやすいと思います。
(フィリピンは街や島によって英語の癖がちょっとずつ違うような気がします。昔、シャルガオ島に遊びに行ったときに現地のフィリピン人の英語に癖がありまくってビビりました。)
ただしセブやマニラの教師に比べると、一般教養が少ないかもしれません。田舎の人たちなので・・・
大学都市なので教育はしっかりされているのですが、雑学や時事、科学、文学はちょっと弱いかもしれません。オバケをすぐ信じます。
ドゥマゲッティ留学に持って行った方がよい物
一般的なフィリピン留学の持ち物リストは省きますが、プラスアルファで持って行った方が良いものは下記になります。
- 国際免許:現状、レンタルバイクが借りられます。
- 水着・ビーサン:泳がなくてもあったほうが良いです。
- スノーケリングの道具:現地で買うとチャチだったり割高だったりします。
- Cカード:もしダイビングライセンスを持っていたらお忘れなく。
- シムフリー携帯:WIFIも飛びまくっていますが、それ以上にあなたが飛び回る可能性が大です。
- 運動着:ヨガ・ボクシング・ダンス・バドミントンなどのサークルにジョインできます。
- 運動靴:山の方や滝の方に行くときに便利です。
- サングラス:天気は良い日が多いですし、グラサンをして来ることで気分が上がります。
- 日本の調味料:BBQをするときに日本の調味料を出すとヒーローになれます。
- 日本の酒:サントリーやニッカのウイスキーは大変人気で高価です。
その他、英語が学べる場所・方法
IELTSレビューセンター
海外で働きたいと思っているフィリピン人たちとアイエルツの試験勉強が一緒にできます。
シリマン大学英語オリエンテーション
名門総合大学であるシリマン大学では6月〜と11月〜に英語の語学留学生を受け付けています。
グループでの英語レッスンになり、世界各国から来た留学生たちとクラス分けがされ、一緒に授業やプロジェクトを経験します。
ただし授業雰囲気はまったり・ゆっくりの純フィリピン流になるので、これだけだと物足りないかもしれません。
しかし、友達を作り、活きた英語を練習するには最良の場所です。
移住して家庭教師を雇う
短期移住をして自分で家庭教師を雇うことも出来ます。
リーズナブルです。
ただし、優秀な先生やレベルの高い先生は家庭教師をしないことが多いので(給料次第ですが)、英語初心者向けかもしれません。
しかし英語初心者だと、一人で短期移住は勇気が要るので、結果、あまり広まってはいない学習方法です。
起業してみる
こんな考え方もあります。
英語学校へ支払う料金は、半年で約100万円、3ヶ月で約60万円くらいでしょう。
+おこずかいや生活費がかかって来ます。
もしあなたが英語マスターに本気であるならば、最初から100万円の赤字を覚悟に、プチ起業をしてみるもの良いと思います。
ガチで活きた英語を学べます。
弁護士と話したり、会計士と話したり、物件の契約書、商品の仕入れ、給料の支払いなどなど・・・
いつまでも勉強していても語学学習はエンドレスなので無意味だと気づき始めているアナタはスマートです。アジア・ビジネスへチャレンジする機会です。
まとめ
以上、フィリピン留学の候補地の一つであるドゥマゲッティ(またはドゥマゲテ)の英語学校情報や現地の特色をまとめて見ました。
フィリピンにはドゥマゲッティだけでなく、バギオ、イロイロ、バコロド、タガイタイ、ボホールなどの地方都市に色々な英語学校があります。
それら地方都市英語学校を「ハシゴ留学」するのも楽しいかもしれませんね。