先の10月26日、27日にメトロマニラ・ケソンシティでフィリピン剣道の全国大会が
開催されました。フィリピンの剣道は、まだまだ成長途上ですが、それでも多くの
フィリピン人剣士たちが日本人顔負けのテクニックと気合いで、技を競い会いました。
フィリピン剣道・全国大会について
UKFP(United Kendo Federation of the Philippines)が主催して行われる、
年に一回のフィリピンの各都市対抗、剣道試合です。
が有力チーム。
そして
- ドゥマゲッティ剣道クラブ
- バコロドの剣道チーム(大学生チーム)
昨年はイロイロの剣道チームも来ましたが、今年は不参加の様子。
これらのチームが参加して行われます。
競技内容
個人戦・・・
男子と女子に別れてナンバー1を競います。
日本人は参加できません。
フィリピン剣士だけで競います。
今年、男子の優勝は二刀流を操るダバオの選手、女子の優勝は同じくダバオ出身のとても綺麗な
剣道をする美人剣士。
ダバオ、、強い・・・
3人団体戦・男子
段を持っていない選手で3人チームを作り、先に2勝したチームの勝ちとなります。
段を持っていない、つまり級までの出場制限がある、初心者向けゲームになります。
日本人は参加できません。フィリピン剣士だけで競います。
この競技では、なんとドゥマゲッティ剣道クラブが三位に食い込むことができました。
ドゥマゲッティチーム、少しづつ成長しているのか!?
3人団体戦・女子
女子の3人団体戦は、段や級の制限はありません。
競技人口が少ないので、3人でチームを組みます。
日本人も参加できます!
5人団体戦・男子
5人団体戦は剣道の試合においてもっともポピュラーな形式になります。
段や級による縛りは無く、日本人も参加できます。
各チーム、ベストメンバーで挑みます。
3勝を取ったチームが勝ちになります。
フィリピン剣道・雑感
今回、僕も5人団体戦の1メンバーとして出場しましたが、勝つことができませんんでした・・・
(負けなかったけど)
そしてチームとしては、マニラのIGA剣道クラブに惨敗・・・
まだまだ僕もチームも練習が必要だなと感じたのと、
昨年に比べて、全体のレベルが上がっているような気がしました。
昨年見学だけした時は、「勝てるな・・」と思っていたのですが、
もう、無理かも。
今回、バコロドから来ていたチームが、みんな大学生ということで、
すさまじいパワーとスタミナで戦っていました。
技はまだまだ荒削りですけど、見ていて元気をもらうような戦いぶりでした。
フィリピンも、高校や大学で剣道がクラブ化したら楽しいかもしれません。
ドゥマゲッティ剣道クラブ
ドゥマゲッティ剣道クラブはオヤジが多いので、初心者でも安心してご参加いただけます。
また、僕も含めて駆け出しのチームですので、
もしもはるばる先生方やチームが遠征稽古をつけていただけたら大変嬉しいです。