フィリピン・ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)でバイクのちょっとした修理に便利なのが地元のバイク部品屋です。部品屋専属のメカニックが周辺にたむろしていて、比較的安い賃金で修理してくれます。
大手のホンダやスズキのディーラーに持って行ってもメンテナンスしてくれますが、部品が欠品していたり在庫がなかったりすることがあり、面倒臭いです。
部品屋で直接修理すれば、そのリスクは少なくなります。
ドゥマゲッティのバイク部品店での修理
お店の名前がよくわかりませんが、おそらく、グーグルマップ上で見る限りは、「Den’s Moto Dealer」というお店になります。
バイクの部品を各種販売している専門店です。
ドゥマゲッティのハイウェイ(ナショナルロード)沿いにあります。ダウンタウンからもすぐの立地です。
今回僕は、
- チェーンの取り替え
- チェーンの歯車(?)の取り替え
- 折れたウィンカーの修理
- 後部ライトの取り替え
- エンジンオイル入れ替え
を行いました。
チェーンは長年の海風や潮でかなり錆びてしまい、数ヶ月に一度の割合で外れてしまうようになってしまっていました。
歯車の取り替えはお店側に提案されました。
折れたウィンカーはアロンアルファみたいなものでくっつけるだけでもよかったのですが、逆にその作業の方が難しいそうで、新品と取り替えました。
エンジンオイルは半年ぶりくらいの入れ替えなのでもう真っ黒。。。
今回のバイクメンテナンスの総経費
料金は合計で1470ペソ。
約3300円。思ったより高くなってしまいましたが、この3〜4年間で一番の大手術をしてこの費用ならまだOKかなと思いました。
- ウインカー2点入れ替え 150ペソ
- エンジンオイル 180ペソ
- チェーン 555ペソ
- チェーンの歯車(ギア) 303ペソ
- レイバー(工賃) 170ペソ
のような感じです。
作業自体は約1時間で完了。
日本でバイクの修理をしたことがないので、果たしてこれが高いかどうかはわかりません。
しかし工賃170ペソは間違いなくフィリピンの人件費の安さのおかげでしょう。
これでようやく、ドゥマゲッティ〜セブのバイク移動も安心かな?
バイク修理中に思ったこと
メインテナンスの兄ちゃんがチェーンを外したり千切ったり、ギアを外したりはめたりする作業を1時間近くタバコを吸いながら眺めていました。
バイクを開発した人ってスゲーな〜
と思いました。
バイクを開発して、構造も開発して、部品とかも開発して、それをマニュアル化していった人々、企業の文化。
つまりはホンダやヤマハやスズキなどの創業者〜エンジニア、数々の無数の先人たちの努力の甲斐があって、今、このフィリピンの辺境の地で一人の無名のフィリピン人メカニックがその日の給料を貰えています。
ひょっとしたらこの兄ちゃんはギアとチェーンの取り替えしか出来ない人かもしれませんが、それで食っていけています。
国際協力とかボランティアとかはどうしても胡散臭く感じでしまう僕なのですが、この技術の伝播を行っていった人や企業の歴史はホント凄いなあと思いました。
僕が今もし大学生ならホンダに就活行っただろうな〜
と思いました。
ドゥマゲッティのバイク修理屋のマップ
小さいお店なので、目を凝らして探しましょう。
お店の女将は愛想がよくて英語が堪能なので助かります。
参考リンク>
[blogcard url=”https://dumaguete-navi.com/tag/bike-car/”] [blogcard url=”https://dumaguete-navi.com/trafic-accident-dumaguete/2948/”]ドゥマゲッティのバイク修理屋の写真