フィリピン・ビサヤ・ドゥマゲッティ市(またはドゥマゲテ)は、7月1日から「MGCQ」と呼ばれる状態に移行しています。
定期的なマニラ往復フライトも復活しつつあります。
(ただし色々ややこしい手続きが必要)
ECQとか、MGCQって何?
ECQ・・・強化されたコミュニティ隔離
GCQ・・・一般的なコミュニティ隔離
MGCQ・・ゆるくなったコミュニティ隔離
コミュニティ隔離・・・
外出制限、門限、禁酒、等々、生活の活動範囲を著しく制限して、感染症の拡大を防ぐ施策です。
MGCQは、つまり、終了する一歩手前でありますので、もう一息!というところなのですが、いまだに子供とシニアの外出は禁止されています。
しかし、非常に呆れたことに、
世界最長のロックダウンを行い、活動制限も上記のように行っても、感染者数はマニラ(ルソン)・セブ中心に増え続けています(この数字は毎日1000人〜2000人以上のご新規さま)。
ドゥマゲッティでの新規コロナ患者は主にセブから移動してきた人か、漁師、軍人などですので市内でのクラスターはまだ発生していないようです(たぶん)。
関連>>ドゥマゲッティの新型コロナ関連
ドゥマゲッティでの店舗の営業再開
ほとんどのレストランが営業を再開しています。
ただし、ほとんどの店舗が8時半ラストオーダー、9時閉店。
目立たない所にある店舗や勇気のある店舗は9時過ぎくらいまでラストオーダーを受け付けているので、8時半移行はそれらの店に人が流れる傾向があります。
ただし、門限が10時なのではないか?
という状態は続いているため、
(だれも確認していないが、なんとなくそれが常識化している)
10時頃にはすでいに夜はまったく静かです。
営業再開には形式上、行政の検査が必要となっていますが、
みんなひとまず再開。
それから行政の検査をどうするか、まったり考えています。
再開しても、お客さんがどれほどくるか不明(潰れる可能性もある)、また行政が検査するって言っても、いつまでかかるかわからない、本当にするのかもわからない。
ので、賢い判断かもしれません。
ドゥマゲッティの変化
大きな変化といえば、
バイクに乗る時、みんなヘルメットをかぶるようになったことでしょう。
自由の町、信号のない町ドゥマゲッティでは、
一時的な交通安全キャンペーン期間にヘルメットをかぶっていても、すぐにかぶらなくなる素敵な町でした。
しかし今回は、コロナ対策の検問が多く、そこで結構厳しく取り締まられるので、ついにヘルメット文化が定着しつつあります。
厳密には
- ヘルメット
- マスク
- 靴
がチェックされます。
その中でもマスクが一番チェックされます。
あとドゥマゲッティと周辺とのボーダーでは「タンクトップ」を着ていて怒られることもあります。「長袖を着ろ」と。
雑感
いやー、なかなかこの国、きびしいなあーというのが今の実感です。
やっていることと、成果がほぼ結びついていないところが、もどかしいですね。
コロナの検問で「タンクトトップを着ろ」とかいい出したり(ほんとは着た方がいいでしょうが、おいおい、時速60Kmのバイクで皮膚感染でもするのかよと言いたくなる)、一方でスーパーのレジはゲキ遅で長蛇の列。ワイロやコネでセブ〜ドゥマゲッティを移動するパスもゲットできる環境。
観光業界の仲間うちでは、来年の旧正月に中国人がもどってくるかどうか?(それまでは無理ゲー)。
欧米人は旅行したがっているが来年以降だろうなあ。と話しています。
留学生もしばらくは無理じゃないかなあと思います。
でも、上がり続けてた物価がここで上昇ストップしてくれたら少し嬉しいです。
厳しさの順に、
ECQ > GCQ > MGCQ
です。