セブとドゥマゲッティを往復する際に頻繁に利用する街(港町)がシブラン(Sibulan)とリロアン(Liloan)だ。シブランはドゥマゲッティ側の港町、リロアンはセブ側の港町。リロアンはセブシティの少し北にも同じ名前の街があるので注意が必要で、ノース(北側)のリロアンか、サウス(南側)のリロアンか?で使い分けるとセブピープルに理解してもらえる。
この場合はサウスのリロアンが玄関口になる。
セブ南端の街リロアンとネグロス島の港町シブランを結ぶ定期船
シブランは個人的に発音が難しく、「ブ」を強めに発音しないと伝わらない。「シ」はどちらかと言うと、「スィ」みたいな意識で発声する。
この両方の街を30分程度で結ぶ定期船で、セブ島とドゥマゲッティ(ネグロス島)を行き来することが出来る。
ファーストクラフト(小型船)
![セブ と ドゥマゲッティ 間のフェリー](https://dumaguete-navi.com/wp-content/uploads/2019/08/69782415_744876179258792_7709857580725567488_n-1024x768.jpg)
この船がメジャーな定期船で、30分、風や潮の影響で早い時は20分くらいで移動することが出来る。
小型なのでちょっと怖い感じもするが、大丈夫。結構快適である。
最新の時刻表は以下。朝5時から夜8時まで。概ね1時間間隔で運行している。
![](https://dumaguete-navi.com/wp-content/uploads/2019/08/69277764_2560025714040586_4206404786888638464_n-768x1024.jpg)
![](https://dumaguete-navi.com/wp-content/uploads/2019/08/68961236_1113701655487355_7932936309474066432_n-1024x768.jpg)
料金は基本的に70ペソ。安い。
マーヨシップ(フェリー)
マーヨシップは、フェリーだ。車やバイクを積むことができる。
しかも手続きは非常に簡単で、多めに見積もっても30分前に行けば車を詰める。こちらは約1時間30分間隔だ。この船も約30分で港間を移動する。
(右側がシブランとリロアンの時刻表)
![セブ から ドゥマゲッティ](https://dumaguete-navi.com/wp-content/uploads/2019/08/67316962_705889613194298_9054286604704677888_n-1024x768.jpg)
車やバイクがなくても、人間だけでも乗れる。なので、ファーストクラフトに乗り損ねた場合の予備に使う手もある。
![](https://dumaguete-navi.com/wp-content/uploads/2019/08/67402322_512088692932577_8222442368222101504_n-1024x768.jpg)
リロアン(セブ島南端)の雰囲気
リロアンは、非常に静かで人も少ない上に、ホワイトビーチの広がる綺麗な場所だ。もしも船に乗り遅れても、リロアン港の周辺をぶらぶらしているだけでも時間が潰せる。
![セブ から ドゥマゲッティ](https://dumaguete-navi.com/wp-content/uploads/2019/08/69956921_496336077578632_8811375383430561792_n-1-1024x768.jpg)
ちなみに、熱帯低気圧などが来ている時は、船の欠航や遅延が発生するので注意が必要だ。
まあ、リロアンに足止め食らっても、周辺のリゾートでまったり楽しむ口実になるかもしれないが。
ちなみにファーストクラフトもマーヨシップも日本の中古船を使用している。
ところどころに日本語の注意書きの名残がある。
昔は瀬戸内海や日本海を運行していたのかなあと想いを馳せると哀愁を感じながらセブ〜ドゥマゲッティを移動することができる。