突然、痛風発作が発生してしまいました。
フィリピンですので、病院に行くのも面倒だなあということで、なんとか薬で応急処理をすることにしました。
昔から尿酸値は高い方でしたが、自分はどれだけ酒を飲んでも、暴飲暴食しても痛風にはならないスーパーマンだと思い込んでいましたが、どうやらただの人間だったようです。
王者の病気、金持ちの病気とも言われる痛風。
フィリピン・ドゥマゲッティで豪遊しすぎましたでしょうか。
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目次
フィリピン・ドゥマゲッティで発症した痛風の症状
水曜日にボクシングジムで運動した後、金曜日に右足の甲のあたり違和感を感じました。
最初は、筋肉痛や靭帯の疲れなどだろうと思い、無視して飲みに出かけました。
飲みに出かけたと言っても、少々足は痛かったので、足をひきづりながら飲み歩いていたことになります。
そして翌日の土曜日の朝に立ち上がれないくらいに足の甲と、その直裏あたりが痛くなってしまいました。
結論からいうと、今回の応急処置には以下の二つの薬を服用しました。
- コルヒチン
- エトリコキシブ
痛風の応急処置に使用した薬や手順
フィリピンには痛風患者が多いようです。
友人の父がたまたま、もう20年以上痛風と付き合っているという、「痛風のプロフェッショナル」だということで、お宅でで症状を見てもらうことになりました。
まだ、ひどい筋肉痛や、靭帯損傷の可能性が否めなかったためです。
なぜなら、多くの人は親指に痛風発作がくるらしいのですが、私の場合は足の甲のあたりだったからです。
痛風のプロフェッショナルの最初のアドバイスは・・・
「移動しなければいけない時はイスを使って歩きなさい」
でした・・・
なるほど、松葉杖にもなり、疲れたらすぐ座れる。。
プラスチックのこの椅子がこんなにありがたく感じたのは初めてです。
そして、私の症状は、、
ああ、痛風だよ。
とのことでした。
ちなみに痛風は英語で「Gout(ガウト)」。
またひとつ不要な英語知識が増えてしまいました。
プロフェッショナルの足を見せていただいたら、同じところに長年痛風と戦ってきたのであろうコブが出来上がっていました。
最初に飲んだ薬「コルヒチン」
次にプロフェッショナルから、コルヒチン(Colhichine)という薬をいただきました。
飲みながらグーグルで調べたところ、これは痛風発作治療薬として、
古代のヒッポクラテスの時代から使われている有名な薬だそうです。
フィリピンの薬局でも普通に販売していて購入できます。
飲む量は、発作中の人は4時間おきに1錠、一日で6〜8錠飲むようです。
次にクランベリージュースを飲む
クランベリージュースが痛風に効くとおすすめされ、クランベリージュースも飲みました。
これはグーグル先生に聞いてもあまり情報がなく、本当なのかフィリピンの民間伝承なのか不明です。
痛風の痛み止めに「エトリコキシブ」
痛風のプロフェッショナルのお宅でランチをいただきました。
この後、痛み止めを飲むから、胃袋を満たしておきなさいということでした。
ランチはチキンのレチョンと、アジの揚げ物でした・・・大丈夫なのでしょうか。
痛み止めにいただいたのは、エトリコキシブ(Etricoxib)という薬です。
食後に1錠だけ飲みます。
どうしても痛い時に1粒だけにしなさいと言われました。
グーグル先生で検索すると、「非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)」と呼ばれる痛み止めの薬の一種だそうです。
ただ、日本で知られているNSAIDsの薬の中では、エトリコキシブはややマイナーなようで、グーグル検索結果にあまり出てきません。
「インドメタシン」という薬が有名なのかな?と思います。
(昔CMで「インドメタシン配合!〜〜〜」みたいなの聞いた覚えが。)
プロのお宅で4時間ほど滞在し、もう一粒のエトリコキシブを摂取する頃には、
なんとか足をひきづりながら歩けるまでに回復してきました。
以下のお薬予備を痛風のプロから頂戴してしまいました。
ありがとうございます。