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フィリピン格安大衆食堂「カレンデリア」の集客競争?

三つの大衆食堂が立ち並んでいる

フィリピンを代表する「小汚」格安食堂であるカレンデリアは、外国人の目からはどの店も同じレベルで大差なしに見えてしまうものですが、よく観察していると、それぞれで集客に差があるようです。

タイトルの写真にある3つの大衆食堂はどれもほぼ同じメニュー、同じ価格ですが、左端のお店にお客が集中します。

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日本人にはちょっと入りずらいローカル感満載の大衆食堂ですが、それでもローカルピープルからの目線では何かそれぞれの店舗に「違い」や「選ぶ理由」があるようです。

ドゥマゲッティ・クレイタウンの大衆食堂

ドゥマゲッッティ市ダロ町には「クレイタウン」と言われる住宅街があり、そこで現地大衆食堂である「カレンデリア」カレンデリアが複数店出店し、しのぎを削っています(ように見える)。

この地域は近隣に「エース・ホスピタル」と言われる大型病院があり、今はコロナで閉鎖中ですがサッカーコートもあります。

トライシクルの集合場所(さぼり場所)のような場所もありながら閑静で緑が多い、隠れた穴場住宅街です。

ドゥマゲテの住宅地「クレイタウン」
新築のエース病院
ドゥマゲテの住宅地「クレイタウン」
木々が道沿いにしげり、結構すずしい。

このストリートにはギャビーズ・ビストロというレストランもありますが、休憩中のトライシクルドライバーたちやエース病院スタッフの朝食・昼食にはちょっとお高めになってしまいますので、こんおような大衆食堂が結構はやっています。

関連>ドゥマゲッティの主要移動手段「トライシクル」の料金設定解説

三つの大衆食堂が立ち並んでいる

はやる食堂とはやらない食堂の違い

それぞれの食堂のメニューや価格帯は、ほぼ一緒です。

しかし、写真の3店舗の集客は、流行っている順に、

左の店>>右の店>>真ん中の店

三つの大衆食堂が立ち並んでいる

となります。

それはもう、残酷なくらいに、同じサービスを提供しているのにもかかわらず、差がでてしまいます。

私見ですがその理由を考察してみました。

差がつくポイント1

味です。

味ですが、具体的には塩加減です。

ソルティーさが、強い順に

真ん中の店>右の店>左の店

となります。

フィリピン・ローカル料理は塩気が強く、味付けも濃いので、ローカルピープルたちがそんなことを気ににするのか? 気がつくのか? という疑念はあるのですが、事実そんな感じです。

差がつくポイント2

まじめさです。

「左の店」はいつも一番に開店します。

以前、「何時から準備しているの??」と聞いたところ「朝4時頃」から働いているとのことでした。

一方で「右の店」は写真ではまだ閉まっていますが、朝が少し遅いです。

もし朝一で営業していたら、トップを取れるかもしれません。

「真ん中の店」はその中間くらいです。

また、これらの大衆カレンデリアは無断でいきなり1週間くらい閉店することがあります。

しかしながら「左端の人気店」は長期で休んでいるところを見たことがありません。

選択の基準に絶対的なものがない競争の場合、「いつでもいける」という、習慣化できることが継続的な来店につながるのかもしれません。

ジンベエ

余談に近いですが、コロナのECQ〜GCQ(街の検疫封鎖)化では飲食店の営業が禁止されましたが、無視して営業していたバーは、結果的に暇な外国人たちの新規集客を勝ち得、今もそれが成果に繋がっているように見えます。もちろん警察の出入りを食らう場合もあったようですが。

差がつくポイント3

人柄です。

どの店も看板娘がいるわけではありません。どの店もおばちゃんが経営していますのでお色気営業ではありませんが、どうやら、そのおばちゃんの人柄に客がついているようです。

「美」だけが絶対基準と揶揄されるフィリピンでも人柄のいい「大衆食堂の女将」は容姿に関係なく人気を集めるようです。

ただ、一番閑散としている「真ん中のお店」の女将とその娘は少しだけ雰囲気が違うパーソナリティです。

フィリピン人の中でも、肌の色が白い人達と黒い人たちでグラデーションが様々なのですが、「真ん中のお店」のスタッフは色が黒い、ピュア・ネグロス島ピープルに近い感じがします。

人柄は良いのですが、計算が遅かったり、英語が拙かったりと、いわゆる田舎のほうの人たちなのかなあという印象です。

結構この手の差別もあるので、避けられていたりするのかな?と心配します。

「カレンデリア」の集客理論・まとめ

フィリピンのサービス業スタッフといえば、

やる気がない・愛想がない・スマホ見てる・雑談してる・金盗む

で有名ですが(トレーニングされているお店や企業はのぞいて)、それでもお客さんの目線からは、

そんな中でもいいサービスやいい雰囲気をだしている店舗を選択しているようです。

今まではてっきりローカルのカスタマーもスタッフのクオリティや勤務姿勢には無関心なのかと思っていました。

しかし今回この3つの同レベルで汚くてしょぼい大衆食堂を同時比較することで考えを改めることができました。

管理人

私はといえば、この三つの大衆食堂を順繰りで利用しています。ほんとは「左の店」にしたいけど、時に混んでいるし、近所付き合いもあるのでなるべく均等に。

もっとも商品戦略をもうちょっとユニークにしたらすぐに勝てると思いますが・・・

(いまはどこも全部同じw)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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