元同僚(フィリピン人同士)の結婚式にご招待いただき、再びフィリピンはドゥマゲッティのローカル結婚式&パーティに参加してきました。
会場は一年前に出席した他の結婚式と同じ、Cana Retreat。

どうやら昨今のネグロスオリエンタル州でのハヤリ結婚式会場になっているようです。
フィリピンの結婚式の一般的な流れを知る参考になるかもしれませんので、私が経験したことを記しておきたいと思います。(なお、「一年前に出席した他の結婚式」は「フィリピンの結婚式:一般的な風習・服装・マナー」の記事にまとめています。似ていますがちょっと違うので、合わせて参考になるかもしれません。)
フィリピンの結婚式の集合時間
今回は夕方の4時30分集合と記載されていました。
ここで、大きな間違いを犯してしまいました。
昨年の結婚式出席の際の反省として、
「式には参列しない。パーティにだけ行く」
と心に誓っていたのですが、1年の時は人間を油断させるには十分でした。
4時30分という時間が式の開始なのか、パーティの開始なのかよく把握せずに、家を出発してしまいました。
フィリピンの結婚式では(とくにドゥマゲッティだけ?)、神父さんらしき人が訛りのきつい英語で長いスピーチを延々とします。
昨今の日本の結婚式はテンポ感やメリハリを重視していると思うのですが、フィリピンにその概念はありません。
待たせるわ遅れるわ、ながーい雑音のようなスピーチを聞くことになります。

今回は、4時30分が式の開始。
実際にパーティが始まったのは6時30分頃。
大半の招待客も6時頃に参集。4時半に来ていた人はまばらでした。
結局、式の始まりから参列することになりました。


フィリピンの結婚式で出る飲み物
これも、勝手に「前回と似ているだろう」という想像がアダにになりました。
とはいえ、これはホストの流儀なので、自分があーだこーだ言ってもしょうがないのですが。
驚いたことにビールがありません。
これはおそらく、その家族や周辺の文化・風習的な要素の影響だと思うのですが、
「食後のドリンクバー」
なるものしかありませんでした。

しかもそこにあるのはテキーラのショットだけ。
今回の結婚式はフィリピン人100%のほんまもんフィリピン結婚式だったので、
「イート・ファースト!(喰ってから飲む)」フィリピン文化が徹底されており、
私もそれに自分をカスタムしなければなりませんでした。
(でもおめでとう。招待してくれてありがとう。)

思い返せば前回の結婚式は、オーストラリア人とのハーフ・フィリピン人。オーストラリアからの来客も多かったので、ウェルカムドリンクや食事と一緒のドリンクも豊富でした。つまり日本のそれに近かったので、それが今回の油断につながりました
式場のスタッフたちが身内用にビールを1ケースもっていたので、すり寄っていって1本飲ませてもらいました。
全体の流れと日本との違い

今回の流れは、
4時30分 | 集合。式が開始される。 | ただしまだ客はまばら |
5時頃〜6時頃 | 色々な人がスピーチをしたりダンスをする。 | 長い。 |
6時頃〜6時半頃 | 身内だけを対象にしたゲーム大会。記念ムービーの上映も。 | なぜか身内だけ? |
6時半前後〜 | 記念写真タイムと、ブッフェの開始。 | このタイミングで来るべきだった。 |
6時半前後〜 | 花火打ち上げ。 | 銃撃かと思った。 |
8時半頃〜 | DJミュージックタイム。 | 楽しかったが酒が足らない。 |
9時頃 | 終了。 | 帰る前にご祝儀を渡した。 |

今回気づいた日本との違い
- 集合や解散は結構自由。遅れて来る人も多い。
- 酒が少ない(その家族の宗教や文化の影響?)
- 新郎新婦のキスシーンはそれほど盛り上がらない。日本だとシャッターチャンスだと騒ぐ気がするが、フィリピン人は常日頃からイチャイチャしているから珍しくない?
- ご祝儀は新郎、もしくは新婦に直接渡す。(今回は針でささなかった。手渡しした)
こっちの記事にも感想をまとめています。
最後に
ご祝儀は1000ペソ渡そうと思っていたのですが、一緒に参加していた元同僚(フィリピン人)たちも1000ペソつつんでいたので、私は見栄で2000ペソにしました。

会場が前回と同じだったので、前回と同じ段取りを勝手に想像してしまいました。