この度、自作のコンクリートを作ってみました。
日本にいると、コンクリートは業者がコンクリ車で来てドバドバっと垂れ流すイメージが強く、自作でコンクリを打とうだなんてまずありえないと思いますが、フィリピンに住んでいると、結構役立つ知識かもしれません。
ドゥマゲッティでは、僕の知る限り、やっかいなことにコンクリート(セメント)を買う場所と砂を買う場所が違います(コンクリは砂を混ぜて作ります)。
ここでは砂を買える場所を記載したいと思います。
ドゥマゲッティで砂を買える場所「オーバーフロー」
ドゥマゲッティのBIR(税務署)近くの川の近くにあります。
オーバーフローという名前のお店で、お店といっても店舗はなく、砂が積んであるだけのスペースですが、このようにグーグルマップにも載っています。



今回、セメントは5kgで50ペソ。そのセメントを見せて、「砂くれ」と行ったところ、1サック35ペソで砂を購入することになりました。
自作コンクリート(モルタル)の作り方
グーグルで検索をしてコンクリートの作り方を調べて学習しました。もっとも、配合の比率などは全て目分量です。
実際、フィリピンの大工さんたちも、目分量で作っていると思います。
「もんじゃ焼き」を作る容量で土手を作って水と混ぜていますが、とてもちゃんと計っているとはおもえません。だから、よくひび割れてるんだろうなあと思います。

素人ですので、用語の理解があまりありません。そして、そのまま建材屋に行くとパニックになります。
「セメント」・「モルタル」・「コンクリート」の3つの言葉を良く耳にしますが、
- 「セメント」は、「モルタル」と「コンクリート」の材料
- 「モルタル」は柔軟性があり装飾性が高い。「コンクリート」は強度が高い。
参考>/https://gaihekitosou-hotline.com/mortar-concrete/
素人が適当な修理で作る場合、
「モルタル」に近いものを目指して良いのではないかと思います。
そして・・・
- 「モルタル」はセメントと砂を1:3の割合で混ぜる+水
- 「コンクリート」はセメントと砂、砂利を1:3:6の割合で混ぜる+水

ですので、ここのタイトルも正式には「モルタル」の作り方〜のほうが正しいと思います。でも「モルタル」ってちょっと一般人には知名度の低い言葉。
水の分量
セメントと砂を混ぜながら水を入れていきますが、素人的には意外とたくさん水をいれたなあというイメージがあります。
黒に近い色から、うっすら灰色に変わってくるタイミングがあるので、そこで水を止めます。
灰色になると、柔軟性が出て来て、比較的きれいに塗ることができます。
モルタルの塗り方
手でやりました。。。
職人さんや左官さんは専用の道具で綺麗に仕上げてくれますが、僕の場合は塗布する範囲も狭く、道具を使うとよけいカオスになるので、手でやりました。
さながら粘土あそびのようでした。