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フィリピン英語学校の日本人スタッフ・インターンというお仕事

英語学校のスタッフに憧れる人へ

フィリピン英語学校でスタッフとして働いた経験からその内容や「いいところ」・「悪いところ」・「微妙なところ」などをまとめてみました。

管理人

私は、約2年間〜をフィリピン英語学校のスタッフとして過ごしました。そして、自分の在籍した学校だけでなく、いくつか他の学校との交流やお手伝いも経験しました。

コロナ収束後、再び多くの日本人がフィリピン留学にチャレンジしようとするかもしれません。その時の選択肢のひとつとして「英語学校の日本人スタッフやインターンシップ」という手段があります。

費用を抑えて、もしかしたらタダで、もしかしたら給料もらいながら、英語学校に所属することができます。

しかし、実際どんな内容なのか?仕事の評判はどんなか?ブラックじゃないの?

もちろん、いい点・悪い点ありますので、後世の参考にぶっちゃけ公表しておこうと思います。

英語学校の日本人スタッフ or インターンとは?

ビフォー・コロナの時代はフィリピン英語留学・セブ島英語留学が栄えた時代でありまして、各学校、「インターンシップ」という名目や「現地スタッフ」という名目で日本人の現地マネージメントスタッフをたくさん募集していました。

現地の学校内で、それらは総じて、

「ワーキングスチューデント」

「日本人マネージャー」

などの肩書き・名称で呼ばれていました。

働く側のメリットとしては、

  • 費用を抑えて英語が勉強できる。
  • 費用を抑えてフィリピンでモラトリアムを楽しめる。

予算の少ない方々や、今後の方向性が決まってない人にとっては、フィリピンに安く滞在できることは大きなメリットでした。

雇う側のメリットとしては、

  • 経費を抑えて日本人を雇うことができる。

ということでした。

「費用を抑えて日本人を雇うことができる」

という点に関しては、大抵の場合、すごく大きなメリットを雇い主に与えます。

給料は?安い??

学校の規模や職務の内容・ポジションによってピンキリです。

  • 学校での英語レッスンと滞在費とのバーター(交換)として奉仕するパターン。
  • 1万〜2万ペソ/月にもらえるパターン。
  • 職責が大きくなれば給料として10万〜20万ペソという可能性も。

しかしながら大多数は、

「学校での英語レッスンと滞在費とのバーター(交換)」

だと想定するのが大抵、あっていると思います。

しかし、

VISA費用はどうするのか?

食費や電気代はどうするのか?

という要素を確認しなければいけません。

つまり、

もしも「VISA代自分負担」だとした場合は月々の出費は発生してしまうわけです。

もしも「英語レッスン無料だよ」といわれても実は「食費は別でね」と言われるかもしれません。

管理人

給料や条件がよくなるほど、多くの領域や高いパフォーマンスを求められますので(通常は)、日本での業務経験の少ない若者の方々は、あまり高待遇を期待できないかもしれません。

採用方法・応募方法は?

各学校のホームページで求人を記載している場合がありますので、気になる学校のHPをチェックするのがいいと思います。

管理人

ただ、このホームページ求人は、個人的には不思議です。

雇い主はほんとうにHPから問い合わせてきた面識のない人物を採用できるの?

その勇気はどこからくるの?

重要なポジションであるほど、まず人間性を見たくなるはずです。

おそらくですがHPで募集している一般ジョブは、「すぐやめる」もしくは「すぐクビにする」、入れ替え可能な末端ジョブである可能性が高いです。

安全で着実な方法は、「まず生徒として入学」して学校の雰囲気や雇い主の雰囲気を感じ、その上で個人的に応募するのがいい気がします。

応募する側としても、その学校がブラックかホワイトかチェックすることができます。

関連>>ドゥマゲッティ(ドゥマゲテ)の英語学校一覧

仕事の内容

英語学校スタッフのお仕事は

仕事の内容は学校の規模によって様々です。また、地域性や現スタッフの数にも左右されます。

しかし通常は・・・

  1. 午前中に事務作業
  2. 午後に2〜3コマの無料英語レッスン
  3. 夕方〜夜も事務作業や生徒サポート

という流れが平日(月〜金)に続きます。

また、週末は新規入学生徒のピックアップや送迎をすることがあります。

週休は1日程度になると思います。

事務作業の内容

これも学校によって様々、またそのスタッフ・インターンの力量にもよりますが、概ね以下のようになります。

  1. 生徒のクレーム処理や生活サポート。
    新規生徒へ街情報や滞在情報を提供したり、生活や勉強に関する要望を聞いたりアドバイスをするのが本来のジョブです。しかし特にセブを中心に、フィリピン留学の「大衆化」が起こっていました。「気軽に来れる場所」という意味で多くの人々がきました。多くの人々が来ると、クレームや要求も多様化していきました。「気軽にくる人々」は自分で自分の世話ができない場合があります。この仕事が一番大切かつ一番難易度が高いと言えるかもしれません。「日本人」を雇う最大の理由であります。コミュ力が弱めの人や非常識な人が就任すると、事態が悪化し、ときにカオスな学校雰囲気になるケースもありました。
  2. スケジュール(時間割)管理。
    生徒のレッスンスケジュールを作成し、先生が遅刻しないように管理します。(もしくは生徒がサボらないように管理)。このスケジュールづくりは結構大変で、「マンツーマンレッスン」を売りにしているフィリピンでは、「生徒の数✖️先生の数」、100人の生徒と100人の先生がいたら100✖️100=1万通り(-100)の組み合わせが理論上発生します。(実際はそのようなことは無いように仕組み化されていますが、それでも結構大変)。
  3. 問い合わせ対応。
    営業サポートの一貫と言えると思います。基本的にメールやラインでのやりとりが主になっていました。学校の規模により問い合わせ件数は違いますが、問い合わせがきたら可及的速やかに対応する必要があり、席を外しづらい仕事といえます。また、問い合わせから生徒獲得までの手腕が問われる業務でもあります。
  4. 先生のクレーム・要求処理
    フィリピン人の先生たちも時に雇い主に「物申したい」と思うことがあります。そのような時はまず身近な日本人スタッフやインターンに物申してくる可能性が高いです。「おいおい、直接オーナーに言ってくれよ!」って思ってしまいますが、このような場面こそ「英語の実践力」を試す機会です。なお、オーナーへの伝え方を間違えるとその先生が後で激怒されて、のちのち少し恨まれることもあるので、コミュ力も必要です。
  5. 教材作成・教材整理
    レッスンに使う教材は、すぐに足りなくなったり、無くなったりします。それらを整理整頓して新規生徒にちゃんと渡してあげるのも日本人ならではの仕事と言えるでしょう。また、生徒から「こんな教材やあんな教材ないの?」と質問されることもあるので、全ての教材をざっと把握しておいたほうがいいでしょう。
  6. 経営・マネジメントのサポート
    全体オペレーションから経費管理・売り上げ管理を任されたり、広報・広告・営業を任されるケースもあります。組織で上層の部類に入る業務ですので、やり甲斐もあり、後々の経験にもなります。しかしながら、もしあなたが「自分の時間を大切にしたい・英語に注力したい」のであれば、自分と雇い主との間で明確に業務の線引きをしなければなりません。なぜならこの手の業務は「エンドレス」ですので、雇い主は「使えると思えばどんどん仕事を任す」し、スタッフも「夢中になったらどこまでもやりたくなる仕事」だからです。また、時に「法務」「行政」関連の仕事も投げてくる上司がいるかもしれませんが、そこは基本的にタッチしないほうがいいです。あまりにも責任の範囲外と言えるでしょう。ただし、法務・行政の仕事は英語の実践力を鍛える格好のポイントですのチャレンジしたい領域でもあります。

生徒の送迎

新規生徒が到着するときに空港にお迎えにいったり、帰る時にお見送りします。

ある程度フィリピン生活になれてくると、

「おいおい、おまえら自分でこいよ」

と思ってしまうのですが、学校側のサービスとしてパッケージになっている場合はせざるを得ません。

また、常識的に考えて、お迎えやお見送りはサービス業の基本ですので、

空港まで行くかどうかは別として、ちゃんと挨拶をするほうがいいと思います。

しかしこのジョブは土日に発生します。

複数のスタッフで分担できる場合は良いのですが、もし一人で担当した場合。週末のビーチバカンスは不可能であると考えたほうが良いでしょう。

ちなみにバギオの語学学校では、マニラまで送迎に行くケースがあります。(片道6時間)

無料の英語レッスン

学校スタッフとして働いた報酬として、無料英語レッスンを受けられるケースが多いです。

働いた報酬がお勉強とは・・・

考えようによってはなんてストイックなのでしょうか。

しかし大半の人は英語力アップを目指して滞在しているはずなので、この時間帯は有効に使いたいところです。

しかしこの無料英語レッスンを受講する際に少し注意点があります。

  • 自分の好きな先生を指名していると、他の生徒からのクレームにつながります。通常の生徒から見れば、学校スタッフ・インターンは「サービスをする側」なので、「なんでお前が人気先生をひとりじめするんだ?」と、評判が悪くなります。
  • もし教師が欠席した場合、自分のレッスンを潰して代打教師を提供します。フィリピン教師は休みがちなので、これはちょくちょく起こります。これも、拒否すると不満の素になります。

関連>>担任制オンライン英会話の告知(再)〜ドゥマゲッティの英語教師と〜

この仕事を通して英語は伸びるのか?

英語力アップの秘訣

基本的に英語力は伸びます。

わたしも伸びました。

普通に学習しているよりも伸びます。

ただし、伸びないパターンもあります。

それは、先日の学校スタッフ業務の一つ、

  1. 生徒のクレーム処理や生活サポート。

ばかりをしている、せざるを得ない状況、に陥っているときです。

もしくは、日本人どおしでつるむのが楽しくて、「生活サポート」にどっぷり浸かってしまっていると、当然日本語しか話しませんので、伸びません。

「一番重要な仕事」に没頭するほど、「英語力は伸びない」

という構造矛盾を抱えています。

それを克服するためには、力量が問われます。

「生徒のクレーム処理や生活サポート。」はとっとと片付けて、

「先生のクレーム・要求処理」を英語でしっかりと対応することです。

管理人

別にネガティブなトークに限らず、色々なトークを楽しむことだと思います。

フィリピン人教師との距離が縮まるということは、いままで有料で話していた英会話を無料で、無限に出来るということです。

ただの生徒のときは、ありきたりで通り一遍の会話しかしていなかったことに気づくことができるでしょう。

どのくらいの期間、働くべきか

フィリピンのビーチで休暇が夢

6ヶ月〜1年くらいが良いのではないかと、個人的には思います(私は2年でしたが)。

  • 6ヶ月未満だと、様々なことが中途半場に終わってしまいます。
    英語の訓練という意味で、長ければ長いほうがもちろんよいのですが、先生との関係構築や業務を覚える期間も必要です。また自分がフィリピンに向いているのかどうかを理解し納得するのにも6ヶ月くらいはかけたほうがいい気がします。
  • 1年以上だと惰性が発生してきます。
    1年以上フィリピンにいる場合、日本への復帰難易度が高くなってまいります。それは自分がレイジーになってくるという意味ではなく、「フィリピンくんだりでお前何してんだ?」と日本社会は評価します。仮にあなたが超優秀なスタッフで学校に貢献したとしても、(数字で見える成果を残していない限りは?)評価されません。それ以上フィリピンにいるのがダメという意味ではありませんが、人生を考えた上での判断の時といえるでしょう。起業するなら問題ないです。
  • 番外:病んできたら辞めましょう。
    「生徒のクレーム処理や生活サポート。」は結構な病み仕事になる場合があります。ひどいクレーマーやクレイジーな人間性の生徒も存在します。その場合、頑張らずに辞めましょう。もしくは休職しましょう。人間関係ジョブなので、あなたがどんなに優秀で頑張ってもどうにもならない場合がありますし、雇っている側もそういった課題は「なるべく排除したい」と思っているはずなので、病み退社は円満退社です。

まとめ。お勧めできるかできないか?

管理人

本当に英語をなんとかしたいと考える人へは、お勧めできるジョブです。

仮にあなたは予算が潤沢にあって、節約する必要がない人であっても、スタッフジョブを通してリアルな英会話を体験したほうが近道です。

2〜3ヶ月のマンツーマンレッスンにどっぷり浸かれば英語できるようになるなんて、完全に妄想です。しかし立場を変えて、ときに切羽詰まった状況で英語を捻くり出しているうちに、身につきます。

また、「英語学校のスタッフだよ」という肩書きを得ると、街の中で出会う人たちとの会話もより弾みます。

よりたくさんの面白い経験をするチャンスが増えるといえます。

しかし以下の二つの要検討ポイントがあります。

  1. 最大重要ジョブである「生徒対応・サポート」は「英語力アップ」につながらない。そして「将来の評価」にもつながらない。「マネージメント」に近いジョブであれば状況は違うが、採用の門は狭い。
  2. 給料は仕事のポジションによりピンキリなので諦めるとしても、VISA代や食費・電気代などの細かいところはどのようなサポートになっているか要チェック。

あとは、自分があまりフィリピン人化してしまわないように、自己マネージメントが大変かなwwと思いますが。

 

 

 

 

 

 

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