マラタパイ(Malatapay)は、ドゥマゲッティから車・バスで40分程南下し、ダーウィンをすぎてザンボンギータまで行かないくらいのハイウェイ沿いにある街だ。
街とは言えない、小さな村であるこのマラタパイは、
- 水曜日はアニマルマーケットとレチョンのレストラン
- 週末はアポ島スノーケリングツアーの起点
と、二つの姿を持っている。
特にオススメしたいこの村の楽しみ方は、
水曜日に開店しているローカル食堂での「レチョン&昼ビール」だ。
レチョンと一緒に海を眺めながら昼からビールを飲むのである。
絶品レチョン・水曜日のアニマルマーケット
マーケットのメイン会場では鶏、豚、ヤギ、牛、などなどの家畜を販売している。普通の旅行者には縁がないかもしれないが、見ているだけでも圧巻で、楽しい。またもし、庭付きのアパートに長期滞在している人ならば、ヤギを買って草取りをさせておくのも楽しいだろう。
ヤギは一匹、700ペソ〜1500ペソで種類や買う人によって値段が変動する。
なお、ここの家畜はドゥマゲッティだけではなく、セブやマニラの方にも運搬されているらしい。
水曜日だけ食べられるレチョン
ここのマーケットには食堂がある。
見た目は完全に汚く、アジアンな雰囲気がダメな人には受け付けられないかもしれないが、ここで食べるレチョン(豚の丸焼き)はとても美味しい。また、豚だけではなく、焼き魚や魚スープも売っているので、バランスの取れたアニマルランチを食べることができる。
しかし水曜日しかやっていない。
仕事の人は仕事をサボり、学校の人も学校をサボって行くことによる背徳感がレチョンの味をさらに甘美なものにする。
もちろん、ビールも売っているww
最高のオーダーコンビネーションは
- 豚のレチョン
- 魚のキニラウ(刺身を酢とココナッツミルクで混ぜた名物)
- 魚のスープ
- 魚の焼き物
- ライス
- コーンライス
写真は四人前、ビール大瓶1本加えて合計で約1600ペソだった。
この食堂は、ビーチ沿いに立地している。
そのため、レチョンを食べ、ビールを飲みながら、海を眺め、アポ島を眺めることができる、最高の贅沢だ。
マラタパイからアポ島への渡し舟
マラタパイからはアポ島へ船で移動することができる。
この船の料金システムは、一船なんぼ??で決まっている。
四人乗りの船:3000ペソ
六人乗りの船:3500ペソ
七人乗りの船:4000ペソ
などなど。直近の料金表は以下。
ちなみに往復料金だ。
友人同士ででまとまって乗船するか、もしくは港で、旅仲間が集うのを待つスタイルになる。
つまり、人数が集まらないと出航しない。
ちょっと面倒臭く感じるが、週末ならそれほど待たずにバックパッカーたちが集まってくる。
これが港の写真。
アポ島への渡航は、ここから行くこともできるし、ダイビングショップがツアーを組んでいることもある。
ドゥマゲッティからマラタパイまで移動する手間を考えると、ショップのツアーで行った方が一日を有効に使えるだろう。
しかしながら、水曜のレチョン&ビールはプライスレスだ。
マラタパイのレチョン屋へのマップはこちら
このツーリストセンターのすぐそば。
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